武蔵野つれづれ草

リタイア後を楽しく!と始めた凸凹夫婦の面白ブログ。見たこと、感じたこと、残したいことをつづります。

🙋‍♂️懐かしの英語の歌を読む(4) Rechard Sanderson 「愛のファンタジー(Reality)」


今回和訳するのは、ソフィー・マルソー主演映画「ラ・ブーム(La Boum)」の主題歌『愛のファンタジー(Reality)』。歌っているのは、リチャード・サンダーソンだ。


この映画は、1980年フランスで450万人を動員するヒットを記録し、1982年の日本公開でも大勢の若者たちの支持を得た。当時13歳だったソフィー・マルソー(Sophie Marceauがデビュー作にして主演を務め、世界的ヒットを記録した青春ラブストーリーだ。リチャード・サンダーソン(Richard Sanderson)が歌うロマンチックな劇中歌「愛のファンタジー(Reality)」も大ヒットした。ちなみにラ・ブーム(La Boum)」とは、学年末や誕生日に若者が開く、音楽と踊りのパーティーのことだ。


実はこの曲は、1984年の私たちの結婚披露宴の時に、両親への花束贈呈の際に使った思い出の曲。しかも、新婦である🙋‍♀️(妻)が、自分でピアノを弾いて、弟くんがテープに録音し、式場で流してもらったので、私たち夫婦にはとても思い入れのある懐かしい曲なのだ。

f:id:musashino007:20230906155449j:image🙋‍♀️(妻)が買ったLPレコードのジャケット

白状すると、当時、ソフィ・マルソーは人気だったし、この曲もよく流れていたので何度も聞いたことはあったが、映画自体は見ていなかった。見たのは結婚して20年も経った頃だろうか。

しっかりと英語の歌詞を読んだのも今回初めてである。でも、この曲を聴くと、結婚当時を思い出して、今でもジーンとするロマンチックな曲だ。

まず、YouTubeでこの曲を聴いてみよう

⚫︎「Reality」Richard Sanderson
ラ・ブームの映画シーンと。歌詞あり)

⚫︎「Realty」Richard Sanderson
(本人が登場)

 

それでは、ラ・ブーム『愛のファンタジー「Reality」』の和訳チャレンジ、スタート!


愛のファンタジー「Reality」

Met you by surprise
きみに突然出会ったとき
I didn't realize
思ってもいなかった
That my life would change forever 
僕の人生が永遠に変わってしまうなんて
Saw you standing there
そこにきみが立っているのを見て
I didn't know I care
好きになるなんて気づかなかった
There was something special in the air
何か特別な空気が漂っていたんだ

Dreams are my reality 
夢は僕にとって現実
The only kind of real fantasy 
たったひとつの現実の空想なんだ
Illusions are a common thing 
幻想なんてよくあることで
I try to live in dreams 
僕は夢の中で生きようとしてる
It seems as if it's meant to be
まるでそれが運命であるかのようだ

Dreams are my reality
夢は僕にとって現実
A different kind of reality 
ちょっと違った種類の現実なんだ
I dream of loving in the night 
夜中に僕は恋する夢を見るけど
And loving seems all right 
恋することは素晴らしいんだ
Although it's only fantasy
それは空想に過ぎないけれど

〈間奏〉

If you do exist
きみが本当に実在するのなら
Honey don't resist
断らないでほしいんだ
Show me your new way of loving 
新しい恋の仕方を教えて欲しい
Tell me that it's true
真実だって言ってほしい
Show me what to do
どうすればいいのか教えて欲しい
I feel something special about you
きみには何か特別なものを感じるんだ

Dreams are my reality 
夢は僕にとって現実
The only kind of reality 
たったひとつの現実なんだ
Maybe my foolishness is past 
僕の愚かさはもう過去のものかも
And maybe now at last
おそらく今が最後の恋さ
I'll see how the real thing can be
現実の恋がどうなるか見てみよう

Dreams are my reality 
夢は僕にとって現実
A wonderous world where I like to be 
僕の好きな素晴らしい世界なんだ
I dream of holding you all night 
一晩中きみを抱きしめる夢を見るけど
And holding you seems right 
抱きしめていることが事実のように思える
Perhaps that's my reality
おそらくそれが僕の現実なんだ

〈間奏〉

Met you by surprise
きみに突然出会ったとき
I didn't realize
思ってもいなかった
That my life would change forever 
僕の人生が永遠に変わってしまうなんて
Tell me that it's true 
真実だって言って欲しい
Feelings that are new
新しい感覚なんだ
I feel something special about you. 
きみには何か特別なものを感じるんだ

Dreams are my reality 
夢は僕にとって現実
A wonderous world where I like to be 
僕の好きな素晴らしい世界なんだ
Illusions are a common thing 
幻想なんてよくあることで
I try to live in dreams 
僕は夢の中で生きようとしてる
Although it's only fantasy. 
それは空想に過ぎないけれど

Dreams are my reality 
夢は僕にとって現実
I like to dream of you close to me 
きみが僕のすぐ近くにいる夢を見たいんだ
I dream of loving in the night 
夜中に僕は恋する夢を見るけど
And loving you seems right 
恋していることが事実のように思える
Perhaps that's my reality
おそらくそれが僕の現実なんだ


fantasy」は「空想」と訳すより、そのまま「ファンタジー」とした方がいいような気もする。最初この歌は、同じ歌詞の繰り返しだから楽かなと思ったが、全然違った。少しずつ言葉が違っていて、頭の中でぐるぐる回るような感じなのだ。少し苦労したが面白かった。なお、歌詞の内容から、男性が女性を想って歌った、という感じの方が合っている気がしたので、「僕ときみ」にしてみた。

この曲は今まできちんと歌詞を読んだことが無かったので、何だかんだで100回くらいは聴いただろうか。おかげで、気分だけは若返った気がする(笑)


🙋‍♀️(妻)に聞いてみたら、当時のピアノの楽譜が出てきた!これで練習してたんだね☺️

f:id:musashino007:20230906155758j:imageラ・ブーム(Realty)」楽譜。「ポール・モーリア 魅惑の世界」(ドレミ楽譜出版社

f:id:musashino007:20230922224159j:image両親への花束贈呈に向かうところ。🙋‍♀️(妻)のピアノ演奏テープがバックで流れている(1984年10月)

結婚披露宴で使ったカセットテープは、40年近く前と古く、詰まるのが怖いので、カセットデッキに入れる勇気がない。ということで、YouTubeで何かないかと探してみたところ、ポール・モーリアの楽譜を使ったピアノ演奏があった。編曲は違うようだが、ピアノもいいものだ。

⚫︎「Reality」ピアノ演奏
(東京音楽書院の楽譜:ピアノの魔術師 ポール・モーリア・愛のファンタジー

やっぱり、思い出の詰まった曲は何度聴いてもいいなあ、と実感した回でした。

さて、次はどの曲を選ぼうか。候補があり過ぎて、生きている間に終わりそうにない💦気がするけど、まあやれるだけやってみようかな。٩( 'ω' )و

 

【和訳を見た🙋‍♀️(妻)との会話】
このブログは夫婦それぞれが気ままに記事を書くが、一応「夫婦ブログ」なので、アップする前に相手に読んでもらって、間違いがないか、世間に出しても問題ないかをチェックする仕組みにしている。

以下は、今回の『ラ・ブーム(Reality)』の和訳を見てもらった時の夫婦の会話です。

🙋‍♀️えっ、こういう歌詞だったの〜。ソフィ・マルソーは可愛いし、大ヒットしてるし、綺麗なメロディだから花束贈呈にいい感じかなと思って選んだのに。
🙋‍♂️確かに、ラブラブ🥰な歌詞だよね
🙋‍♀️でもさ、この歌詞で両親への花束贈呈だよ!今になって赤面ものだぁ〜。
🙋‍♂️大丈夫だよ。披露宴ではピアノ演奏しか流してないし。
🙋‍♀️そうかなあ。うーん、やっぱり恥ずかしい🫣
🙋‍♂️絶対、大丈夫だって!だいたい、当時、英語の歌詞の意味わかってる人、多分、いや絶対いないから!(必死になだめている)

 

今までの「懐かしの英語の歌を読む(1)〜(3)」
もどうぞ!

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