久々にテレビで拝見した渡部陽一さんは、以前と全く変わらない笑顔だった^ ^
渡部陽一さんといえば、「戦場カメラマンの渡部陽一です」という台詞と共ににこやかにテレビに登場し、おっとりとしたキャラクターで有名になった。
今回の渡部さん、ある番組の企画でひとりの若者(日向亘さん)と共同生活する、というもの。
30歳以上も歳が離れたふたりが、
マルセイユの町で「初めまして」からの一週間
はたしてどうなるのか。ちょっと興味が湧いた…
さて、町に繰り出すと、
そのコミュニケーション能力の素晴らしさ!!当たり前でしょうけども…
単に会話力だけではなくて、あなたの話が聞きたいです、という気持ちが溢れんばかり✨
そして、素敵な笑顔😊😊😊
少しずつ見習う日向くんの成長を、温かい眼差しで見守っている渡部さん。
若い人を見る眼が、とても優しいのは
幸せの尊さをよく知っているからなのかな・・
渡部陽一さんは学生時代にアフリカで、少年ゲリラ兵の襲撃に遭遇したことをきっかけに、
紛争地域の取材を始めたそうだ。著書の中で、語っている。
一般市民への無差別攻撃や大量虐殺は、情報統制や利権の絡み合いの中でその事実が伏せられてしまうことがある。
それを明らかにし、写真という形で戦争犯罪の証拠を集めるのが、僕たちの役割。(「晴れ、そしてミサイル」2023年 より抜粋一部省略)
戦争を終わらせる、貧しさから抜け出すには子どもたちに教育を受けさせることだと信じて、おとな達は懸命に学校を続けていた(「戦場カメラマン渡部陽一が見た世界」2015年より)
でも、渡部さんの考える役割はそれだけではない。
一番犠牲になるのはいつも子どもたち。
一瞬で壊れてしまうかもしれないささやかな幸せ。
過酷な状況の中のこうした姿を知って欲しい。
必死で家族を守ろうとする人々を知って欲しい。
そして、何気ない優しい日々を大切にして欲しい。
その大切さを知ることが、平和のために僕たちができる第一歩なのだから。
そう信じて、渡部さんはずっと撮影し続けている。
世界には学校に行けない子どもたちがいる。混乱の中で学校に来た子どもたちは、みんな笑顔。友達と会えるのが嬉しくてたまらない。学ぶのが嬉しくてたまらない(同じ)
国内の被災地へも行っておられるそうです。