オーケストラ系の漫画のなかでは爆笑ものの面白さ🤣
ドラマ、映画にもなった
最近、「のだめカンタービレ」(以下「のだめ」)の音楽監修を務めた茂木大輔氏の本に出会った。
なになに?「のだめ」? 面白そう〜♪
でも、、
でも、、、
「のだめ」ドラマ用のオーケストラを編成し、演出に関わった貴重なお話なのだけれど、
私にはどうも裏話的なページの方が面白くて〜
ミーハーで、すみませんー😆
でもね、茂木氏も結構なミーハーです〜^ ^なんせ、ある日書店でたまたま買った「のだめ」を読んで、のめり込み、
すぐさまファンレターと自分の著作本やらCDやら何やらを詰め込んで、講談社二ノ宮先生宛に送って猛烈アピールしたという・・・すごいっ
こんな気持ちは初めて❗️こんな衝動は初めて❗️
それほど面白くてたまらなかったらしい‼️
講談社では、ついに専門家からクレームがきた💦と大騒ぎになったとか(笑) ちなみに、茂木大輔氏はNHK交響楽団の首席オーボエ奏者。指揮活動もして、全国的に活躍。
「のだめカンタービレ」原作より
「のだめ」の裏話♪
ピアノの天才(奇才?)を描くのだから、やはりご自分でも弾けるのだろうと思いきや、
二ノ宮知子先生は
全く弾けない!
ピアノ科の生徒に弾いてもらい、ビデオとデジカメで撮りながら曲を聴いて、
曲のどの部分を描くか『ここだ!』って決めたら、その瞬間の指を忠実に描く、のだそうだ‼️
ひぇぇーー超リアルなのね
専門家の方が見ても、これウソだ〜と気分を悪くされないように、とにかく本物を描くことにこだわっておられる。
因みに、野田恵ことのだめにはモデルがいて、彼女をヒントにこの漫画を描いたのだが、
実は彼女の名前も「野田恵」さん・・・そして
やっぱり・・・
汚部屋、あっ、いやお部屋が超個性的…じゃなくって
ピアノが上手いのです、ホント
「のだめカンタービレ」ドラマより
千秋(ちあき)役の玉木宏さんがオーケストラの見学に来た時は、全身レザーとチェーン⛓️だった、というのは余談ですが・・・
千秋が情熱的にピアノを演奏するシーン、
その本番。。(因みにに玉木氏ギター経験があって、ある程度楽譜は読める)
第3楽章の撮影はほぼノーカット!
玉木さんは長い音楽をすべて覚え、
鍵盤上の指の動き、上下して左右を飛び交う腕の動き、すべて暗記して撮影に臨んだ😱ひぇーー
じゃ〜ん そこで登場するのが
特別製『ミュート・ピアノ』…そう、なんと
音が出ない!
なので、間違いを気にせず思い切りバンバン鍵盤を叩けるし、しっかり音源を聴いて演技することができる。
・上空を滑るクレーンカメラ
・表情を撮る正面カメラ
・演奏全体をロングで狙った客席最後方のカメラ
しかして、モニターから次々送られる映像には
ホンモノの演奏家がいた‼️
指先や肩の動きのみならず、あごの角度、食いしばる歯、指揮者への目線までも・・・
玉木宏はホンモノの演奏家になっていた‼️⁉️
一体どれほどの努力と練習を積み重ねたのか⁈
監督、助監督をはじめスタッフ達は感涙し、
会場は爆発的喝采が鳴り止まなかった。
もはや単なるワンシーンの撮影ではなかった
俳優玉木宏に会場の全てが感動していた!
千秋がラフマニノフを弾くシーンの撮影はこんなだったのか〜
しかも本物以上のエア演奏だったとは・・
こういった話を知ると、もう一度ドラマを観たくなってしまうし
また、原作も読みたくなってしまいました^ ^
「読んで楽しむのだめカンタービレの音楽会」
茂木大輔.著 二ノ宮知子.絵
➖後日談➖
原作「のだめカンタービレ」読んでおります。やっぱり可笑しくて吹いてしまいます〜
玉木さんと上野さんを思い浮かべると尚更^ ^
よろしかったらのだめの世界をお試しになってみてください😄