今朝は快晴だ。青い空に真っ白な富士山が映えるが、外は寒そうだ。
今日は2月22日。〈猫の日〉らしい。「ニャンニャンニャン」と読めることから猫の日実行委員会が1987年に制定したとのことだ。
今朝の東京の最低気温はほぼ0℃。猫のように炬燵で丸くなっていたいところだが、最近運動不足なので、夫婦で気合いを入れて、いつか行きたいと思っていた「おやき」を買いに、夫婦揃ってお散歩をすることにした。
そのお店の名前は「OYAKI CAFE キイロ」
2021年8月27日にオープンしてからずっと気になっていた。何故なら「おやき」は我々の出身地である長野県北信地方の郷土料理というか、ソウルフードだからだ。
小麦などの粉を水で溶いて練った生地に、野菜などの調理した具材を包んだおまんじゅうのようなもので、具材や味付けなどによって、各家庭ごとに独自の味がある。🙋♀️の実家では焼いた後に蒸して作ったようだし、🙋♂️の実家では、記憶が曖昧ではあるが、焼くのではなく蒸(ふか)して作っていたような気がする(蒸しおやき)。中身は主にナス味噌とあんこで、小さい頃はあんこが好きだった。
期待を胸にいざ「OYAKI CAFE キイロ」へ。
お店はJR東小金井駅の北口からたった200mのところにあり、外観は、信州の田舎のソウルフードのお店というより、お洒落なカフェという感じだ。
お店の女性の方に伺ったら、ご両親が長野県の安曇野のご出身とのことで、なんだか納得。
おやきは7種類あったが、今回は「肉味噌とナス」を2つと「野沢菜とソイそぼろ」、「かぼちゃとシナモン」を1つずつ買った。4個で合計1,300円。
買い物が終わった後は少しぶらぶら歩きながら自宅に戻ったが、黄色いフルーツの実(カボス?)がなっていたり、白い花をつけた大きな木が青空にそびえていたり、面白い遊具のある小さな公園があったり。清々しい気分だ。
最後の写真は「3匹の熊の家」という名前の、スタジオジブリの社内保育園だそうだ。スタジオジブリはここから170mのところにある。子育てをしながら働く人にとっては素晴らしい環境だと思う。
さて、自宅に帰って「実食」!
左から、肉味噌とナス、野沢菜とソイそぼろ、かぼちゃとシナモン
いずれも味はとても美味しく、おやき風の上品なもちもちパンを食べているイメージだ。若い人には少し小さいので、どちらかというとダイエットや健康嗜好の人にはいいかもしれない。ちなみに「OYAKI CAFE キイロ」では、長野県産の地粉、ミネラル分を多く含んだ天然塩、きび糖、白神こだま酵母を使用し、一つひとつ手づくりしているそうだ。健康的なおやきを味わってみたい方におすすめです。
最近は具材を色々アレンジした今風のおやきもあるが、信州出身の我々としては、たまには薄皮の、本家本元の「蒸しおやき」を食べてみたい気もする😊
⚫︎OYAKI CAFE キイロ
〒184-0002 東京都小金井市梶野町5丁目9-8
tel 042-316-3109
open / 10:30~18:00(L.O. 17:30)
close / 日・月曜日
〈ホームページ〉
https://kiiro.superball.jp
〈Instagram〉
https://instagram.com/kiiro_oyakicafe?igshid=YmMyMTA2M2Y=
⚫︎長野県公式観光サイト
郷土料理「おやき」を知れば、長野の暮らしが見えてくる!?
https://www.go-nagano.net/theme/id=17924