武蔵野つれづれ草

リタイア後を楽しく!と始めた凸凹夫婦の面白ブログ。見たこと、感じたこと、残したいことをつづります。

🙋‍♂️都心の『屋上ガーデン』巡り❷ 有楽町コリーヌ


前回、JR東京駅近くの屋上庭園『KITTEガーデン』を紹介したが、今回は、JR有楽町駅前にある東京交通会館の屋上庭園『有楽町コリーヌ』を紹介する。

musashino007.hatenablog.com


東京都には、意外と緑が多い。都心にも大小の心地良い公園があるが、都心らしい公園と言ったら、それは『屋上ガーデン』ではないだろうか。

前回紹介した『KITTEガーデン』は、自分でも新たな発見だった。この日は、次の屋上ガーデンを目指して日本郵便のビルを出た後、目的地まではほんの800m。いちいち電車に乗るまでもないので歩くことにした。

JR山手線の高架の横の歩道を歩いていたら、はとバス乗り場(東京駅丸の内南口のりば)を見つけた。結構並んでいる。そう言えば、退職したら夫婦2人で「はとバス」に乗って大いに遊ぼう!と話していたことを思い出した。でも、新型コロナでそのプランは消えてしまった。

f:id:musashino007:20230715233124j:imageはとバス「東京観光」バス停
https://www.hatobus.co.jp/

2階建てオープンバス、気持ち良さそうだなあ、今はどんなツァーがあるんだろう、なんて考えながら、有楽町の東京交通会館を目指して歩いていくと、あっという間に着いた。

屋上庭園『有楽町コリーヌ』へ

f:id:musashino007:20230716065955j:image有楽町駅前の案内地図

f:id:musashino007:20230715232652j:image東京交通会館

f:id:musashino007:20230715121519j:image右側から撮影。3Fの出っ張ったところが目的地だ。

東京交通会館には昔から何度も来ている。30数年前パスポートを更新したり、海外出張時の小物を買ったり。最近は、ビル1F,2Fの三省堂書店をぶらぶらしたり、北海道アンテナショップをのぞいたりしていた。でも、屋上ガーデンのことは全然気付かなかった。

いつも、階段の上り下りの時に目に入る壁画が凄いなあと思っていたが、今回調べてみたら、何と、日本における「大理石モザイク壁画」の第一人者、岐阜県出身の洋画家、矢橋(やばし)六郎氏の作品だった。1階の階段部分から3階壁面全体に「モダン」なタイル画が展開されている。ぱっと見では全体が掴みづらいかもしれないが、素敵なデザインだ。

f:id:musashino007:20230715233141j:image大理石モザイク壁画(1F-2F踊場)

f:id:musashino007:20230715121241j:image大理石モザイク壁画(2F-3F踊場)

屋上ガーデンは3Fにあるということで階段を上がっていくと、左側のワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」と右側の喫茶「JUNE」の間に屋上ガーデンの出入口があった。

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屋上に出ると、あった!
屋上庭園『有楽町コリーヌ』

こちら側には「木のテラス」という名前がついている。

f:id:musashino007:20230703070438j:image左側(新橋駅方向)

f:id:musashino007:20230715193035j:image右側(東京駅方向)。向こうには、代表的な国際コンベンションセンター東京国際フォーラム』が見える。

f:id:musashino007:20230715193026j:image左側を進んで出入口を見る

f:id:musashino007:20230715194019j:image更に進む

f:id:musashino007:20230715193032j:image三角形の庭園の先っぽ

コンパクトな屋上庭園だが、お花も咲いていて、ベンチも置いてあるので、何人かの人が座ってお喋りしたり、飲み物を片手に休んでいて、ほのぼのした感じの庭園だ。ちなみに「コリーヌ」とは、フランス語で「丘」の意味だそうだ。

東海道新幹線を間近に望める撮影名所として知られているようで、私が行った時も、1人の男性がカメラを構えて電車が来るのを待っていた。

私も折角だからと、パシャッ、パシャッ!
と言っても、スマホ撮影だが。

f:id:musashino007:20230710000002j:image東京駅を出発した新幹線

f:id:musashino007:20230715193858j:image東京駅に向かう新幹線

f:id:musashino007:20230715193854j:imageなかなかいい眺めだ

f:id:musashino007:20230710000006j:image京浜東北線の電車も

最近というか、もうだいぶ前から、一眼レフのカメラが重くて(望遠レンズが重い)、スマホiPhone)頼りになってしまった。こういう時には持って来れば良かったと思う。

たくさんの綺麗な花が咲いていて、ガーデン自体はコンパクトではあるが、心が和む庭園だ。


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実は、『有楽町コリーヌ』の「木のテラス」の反対側に「石のテラス」というのもあるが、「管理上の都合により閉鎖」と貼り紙があり、残念ながら入ることはできなかった。

f:id:musashino007:20230715223457j:image防災センターの貼り紙

f:id:musashino007:20230715223459j:image銀座方面が見えるようだ

 

『KITTE』の時と同様に、都心の屋上ガーデンをもっと良くイメージ出来るように、iPhoneのアプリのApple3Dマップを使って『有楽町コリーヌ』を空から眺めてみた。

f:id:musashino007:20230703071122j:imageiPhone のApple3Dマップ

f:id:musashino007:20230703071552j:imageさらに拡大した『有楽町コリーヌ(木のテラス)』

f:id:musashino007:20230715224502j:image反対側の「石のテラス」

東京交通会館は、1965年(昭和40年)6月に竣工した、東京都千代田区有楽町二丁目の有楽町駅前にある店舗・オフィス・展示場などを有する大規模な複合ビルである。地下4階地上15階建てだ。

地下1階から地上3階を商業ゾーン、4階から11階はオフィスゾーンとなっている。

f:id:musashino007:20230715231646j:image東京交通会館インフォメーション

f:id:musashino007:20230703073428j:image『有楽町コリーヌ』のある3Fフロア

f:id:musashino007:20230703073443j:image2Fフロア

f:id:musashino007:20230703073459j:image1Fフロア

f:id:musashino007:20230703073514j:imageB1フロア

改めて調べてみると、こんなに色々なお店があったのか!と目からウロコだ。特に、地方のアンテナショップが、一つのビル(B1, 1F)にこんなにも入っていたことにびっくり。また別の機会に探索して紹介してみよう。

ぜひ行ってみたいのが、15F展望レストラン「東京會舘 銀座スカイラウンジ」だ。地上50メートルの高さから丸の内や銀座、東京駅方面を一望できるそうだ。2020年末には都内最後となる回転レストランの幕を閉じ、2021年9月リニューアルオープンした。どんなものかと、専用のエレベーターに乗って15Fに行ってみたものの、まだ開店していなかった。当たり前だが、お店に入らないと素敵な景色にはありつけない。

f:id:musashino007:20230703073528j:image15F展望レストラン「東京會舘 銀座スカイラウンジ」

 

都心の屋上ガーデン巡りの第2回目として、東京交通会館の「有楽町コリーヌ」を紹介した。元々のきっかけは、都心の公園を探していて、Googleマップで「公園」とか「庭園」で検索したら、ビルの屋上にも庭園があることに気づいたからだが、ビルによって特徴がこんなにも違うのだと分かった。

この後も、有楽町、銀座界隈の屋上ガーデンを訪問してみたので、次回また紹介したい。