TVerで「ひとつ屋根の下」(1993年フジ)を見つけた時は嬉しかった。もう一度見たいと、ずっと思っていたから。
以前は、ちょっと暑苦しく感じたあんちゃん(江口洋介)も、今みると、切なくて不器用なまでの、兄弟を思う気持ちがよくわかる。
「そこに、愛はあるのかい?」
昔、クサいな〜と思ったセリフに、何故だか頷いてしまう。
「FOD」よりhttps://fod.fujitv.co.jp/title/4540/
映画でも、ドラマでも、時代を経て再び見た時に、違う感じ方ができるのは素晴らしい。味わい深い作品に出逢えた幸せだ、と思う。
最近、BSで再放送していた「金曜日の恋人たちへ」(2000年TBS)は、現在活躍中の俳優さんが多数出演。楽しみにチェックした。
藤原紀香のイメージが新鮮だった。あれ?彼女ってこんな人だったの?出演作を見たことなかったから知らなかったけれど、こんなにハツラツとした女優さんだったんだ〜
「BS-TBS」より
、、と、それはいいとして、マドカ(藤原紀香)は何故いつも会社に遅刻するのだ?遅れそうになると他部署の男(高橋克典)のバイクに乗せてもらって通勤。あっという間に社内の噂。上司にやめろと言われても、やめない。無断欠勤も、する。
「こんなん、ダメだー!クビだ、クビーー❗️」
ついに🙋♂️が爆発・・現実社会じゃそうだよね。
確かに、冒頭のヒロイン像は明るい、というよりも破茶滅茶。
これって、女性をバカにしてるよー!と、しばらく憤慨してたけど、気を取り直して見ていくと、、
またも退社時、入口前。バイクで帰ろうとする彼にバッタリ‼︎ 衆目の中
乗ってかないか?
えっ?いいの?待って、着替えてくる♪
🙋♂️🙋♀️オイ、オーイそこは駄目でしょ(注.外野席)
ドラマを作っている人たちは、三角関係、はたまた四角??わざわざ複雑にしたいわけですからね〜
「BS-TBS」よりhttps://bs.tbs.co.jp/drama/kinkoi/
ここで登場するのがカオリ(水野真紀)。ちょっと甘えた感じで可愛い人なのに、回を重ねるごとに必死過ぎておかしくなっていく姿がすごく怖い。
この怖さが、カオリの怖さなのか、演じている水野真紀の怖さなのかわからない位の熱演🔥
ところで、古谷一行が渋い上司役で出ている。古谷一行といえば金田一シリーズだが、昔、『金妻』(きんつま)と呼ばれた大ヒットドラマも思い出した。
「金曜日の妻たちへ」(1983年TBS)
これも、その時代に生きていた自分なのに、見ていなくて数年前に再放送で見た。
ここで古谷一行が重要な役を演じていた。それで、再びドラマの制作陣が起用したのか?と思ってしまった。とにかく、もの凄いヒット作だったのだから・・・(でも脚本もプロデューサーも違っていた)
『金妻』放送時間に電話をかけても、奥さん達はテレビに釘付けで電話に出ない、とまで言われたらしい。本当にそんな社会現象があったのか、なかったのか・・・
「TBSチャンネル」よりhttp://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d0039/
そうそう、藤原紀香の脇で、鈴木砂羽と黒谷友香が、いじめっ子キャラで頑張っていたのが、意外な発見だった。ふたりとも、いずれ個性的な刑事ドラマで重要メンバーを演じている。
そんな活躍を発見できるのも、再放送ドラマをみる面白さだ、と勝手に思っています。
喜びと幸せをいただき、ありがとうございます✨