武蔵野つれづれ草

リタイア後を楽しく!と始めた凸凹夫婦の面白ブログ。見たこと、感じたこと、残したいことをつづります。

🙋‍♀️徹子さまのお部屋にて

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突然、画面に現れた阿部寛さんの姿に、手が止まった。。
このひとも大きくなったなぁ
      いや、身長の話じゃなくて…

我が家では、阿部寛さんの出演作品は外さない、
いや、外したくない(ドラマや映画)
何を話してくれるのか興味津々・・・
トーク番組が始まった。

 

3人兄弟の末っ子。年が近いお姉さんの薦めで、
女性雑誌「non-no」の企画に応募。
一等賞品の車に釣られた、というのが可笑しい😆


モデルから役者に転向してしばらくすると、行き詰まりを感じて、ずいぶん悩んだそうだ。

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そんな頃の出会いとして、高倉健さんや大滝秀治さんを挙げておられた。

大滝さんの役作りに対する姿勢には圧倒され、刺激を受けた。ドアにぶつかる演技を大滝さんがやると、やっぱりガラスが割れるんだとか❗️
      本番一発OK‼️
何度も一緒に飲んで、いっぱいお話ししてくれたそうだ。

 

とにかく高倉さんを見たかった。その仕事現場を…
一緒に仕事したくてたまらなかったので、
15年振りにTVドラマに出演すると聞いて台本をもらってきた。
セリフひとつだけの役しか残ってなかったが、
やらせてください!と頼み込んだ。

50mも離れた所から高倉さんに呼びかける…
「○○さん、電話ですよー!」高倉「おぉー」
    これだけ😭
何か自分が変われるような気がして、じっと高倉さんを見つめていたという。

今度はもっと絡みのある芝居で一緒にやろう、
と高倉さんがくれた名刺は嬉しくて嬉しくて
大事にし過ぎて無くしてしまった(泣泣)

 

いろんな役をやってきた。あえてちょっと変わった役や、時代劇も…
これは昔、別のところで目にしたと思うのだが、
つかこうへい氏と出会って、舞台で鍛えてもらったのが大きな転機になったという話もある。
それらがみんな彼を大きくしたのだろう。

映画『テルマエ・ロマエでのこと
ローマ人を演じる阿部さんは、鼻をメイクで高く見せて、ブルーのカラコンに金髪…のはずだった。で、そのつもりでメイクして打ち合わせに行くと、、監督が

それ違う
それも、それも違う・・・ と、やってるうちに
みんななくなっちゃったそうである(笑)
                  素でローマ人いけたのね❗️


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テルマエ・ロマエ 2012年 原作 ヤマザキマリ/ 監督 武内英樹 
出演の阿部寛はじめ主要な登場人物(古代ローマ人)を日本屈指の「濃い顔」たちが演じたことが話題を呼び大ヒットした。阿部寛は最優秀主演男優賞。(右はテルマエロマエII)

 

阿部寛さんがこの道に進む時、お父さんは

「3人のうち1人くらいそういう世界に挑戦してもいいだろう」と言って許してくれたという。

そのお父さんは今年98歳で亡くなった。
少年時代はとても尊敬していても、大きくなるにつれてなかなか話さなくなる。親子ってそんなものかもしれない。

お父さんは50代で複雑骨折してリハビリに始めた散歩を、ずっと続けて晩年までとても元気に暮らしておられた。

阿部さんもむしろ40歳過ぎてから、一緒に散歩しながらたくさんお話をしたそうだ。

弱音やグチをこぼすのは聞いたことがない。

「お父さんに似てるところありますか?」
と、聞かれると、ちょっと首をかしげて
「痛いとか、辛いとか、絶対に言わない人だったんです」と、ポツリ。
たぶん、似ているのではないだろうか
ご自身の自覚がなくても…
そんな気がする
優しく、最期まで強く生きたお父様を、
深く尊敬されるお気持ちがはっきりと伝わってきて。。

思わず、自分の父親を思い起こしてしまった💦

益々のご活躍を^ ^

  😊皆様、ありがとうございます😊